風間杜夫ひとり芝居『カラオケマン 最後のロマンス 』上演

風間杜夫ひとり芝居、牛山明シリーズ最新作!! 牛山明、まだまだ現役、恋する74歳。今宵も魅せます歌います!
2023年11月28日~ 12月3日 に東京・六本木の俳優座劇場にて「風間杜夫ひとり芝居『カラオケマン 最後のロマンス』」上演。
もはや風間杜夫のライフワークともいえるひとり芝居ですが、この度上演するのは、牛山明シリーズの 最新作!26年間、風間杜夫ひとり芝居でタッグを組む、水谷龍二の書下ろし。
1997年から2010年までに『旅の空』『カラオケマン』『一人』『コーヒーをもう一杯』『霧のかなた』の全五部作で、日本を始め世界を股にかけ上演、風間杜夫ひとり芝居「牛山明シリーズ」は、 2003年には三部作一挙上演で文化庁芸術祭賞大賞、読売演劇大賞最優秀男優賞、バッカーズアワード演 劇奨励賞と、数々の演劇賞を受賞。 2010年にはなんと五部作を一挙上演。上演時間は前人未到の5時間15分! 演劇史に多くの歴史を刻み、シリーズに幕をおろしたと思われたが、なんと2021年『帰ってきたカラオケマン』で実に11 年ぶりに牛山明が復活。その優れた演技が評価され、風間杜夫が毎日芸術祭賞を受賞。
シリーズ最新作の第7弾では、個人の幸せと家族の有り様を問いかけていく。
作・演出家、水谷龍二の故郷である北海道苫小牧市で初日を迎え、その後、11月・12月と東京公演の前後に全国を巡演。

あらすじ
牛山明74歳。 ここ数年で社会貢献に目覚め、選挙にまで出馬したが、根はお調子者のデラシネ男。 再び東京を離れ、仕事に恋に、自由を謳歌していた。 しかし人生いい事ばかりつづかない。 今度は子どもたちの家族のいざこざに巻き込まれ…。

過去作品:ストーリー
第一部
『カラオケマン』
牛山明はごく平均的なサラリーマン。当然悩みも抱えている。仕事、家庭、異性問題。そんな彼をいつ も救ってくれるのはカラオケだった。歌って歌って歌いまくる牛山明…。
第二部
『旅の空』 ある日サウナへ行って、何故か記憶喪失になってしまう。交番へ行くも、病院へ行くも甦るのは青春時 代の断片的な記憶だけ…。
第三部
『一人』 家族も仕事も何一つ思い出せないまま、大衆演劇一座に入る。三つのセリフも満足に言えないが、子供 の頃に好きだったことを頼りにオジサンは頑張るのだった…。
第四部『
コーヒーをもう一杯』 気がつくと、一座の女将さんと逃亡していた。そこは北陸の小さな喫茶店。座長の暴力から守るためだ。 行く宛てもない珍道中が始まる。やがて女将さんは牛山に恋心を抱き…。
第五部
『霧のかなた』 女将さんと別れた後、交通事故に合い、ブルーシートのテントの中にいた。ホームレスのオジチャンと の交流の中で、牛山は家族の元に帰る決心をするが…。
第六部
『帰ってきたカラオケマン』
牛山明、72 歳、青森県在住。 コロナ禍で勤め先のスナックが廃業したことをきっかけに、東京に戻ることに。 心機一転、就職活動や社会貢献に奮闘、市議会議員選挙に出馬するも、思いもよらない試練の連続で…。 大好きなカラオケと持ち前の調子の良さを武器に、様々な難局に立ち向かう!

概要
風間杜夫ひとり芝居『カラオケマン 最後のロマンス』
日程・会場:2023年11月28日(火)~ 12月3日(日) 俳優座劇場
作・演出 水谷龍二
出演 風間杜夫
企画・制作 トム・プロジェクト