斬劇『戦国BASARA』第六天魔王 、開幕!

 

人気ゲーム原作の舞台化は数多く存在しているが、この斬劇『戦国BASARA』、初演から数えると2018年で9年目となる。当初からスタイリッシュな殺陣とアクションで人気を博し、舞台ならではのヒューマンドラマも見せてきた。また、昨今、人気の「2.5次元」舞台作品の中でも全体を牽引するコンテンツとしてもパワーあふれるものとして存在感を示している。キャラクターを演じる俳優陣ものべにするとかなりの人数になる。それだけ愛されているコンテンツと言えるであろう。初日を迎え、キャスト陣が舞台上で挨拶、皆、歴史ある作品を創造するのだ、という自信がみなぎっていた。

 

舞台挨拶では、まず伊達政宗役の眞嶋秀斗、「僕自身、けいこ場に通う毎日がとても楽しく、役者をやってよかったと思います。最後の戦いまで全力で!」とコメント。続いて真田幸村役の松村龍之介は「また『戦国BASARA』の世界に!このメンバーで一丸となって!」と元気よく。徳川家康役の中尾拳也は「こんなことがあっていいいのか?!というのが観どころ」と言い「最高のパフォーマンスを!」と意気込む。石田三成役の沖野晃司、劇場での舞台けいこ中にケガをしてしまい、アクション部分を殺陣指導の泉紫太朗が担当することが発表された。沖野は降板せずに石田三成役を泉紫太朗と共に演じることになるが、「ご心配とご迷惑をお掛けしたことを申し訳ないと思っております。自分としても舞台に立ちたい……キャスト、スタッフに支えられて、僕ができる全ての力を使いますので、ご声援のほどよろしくお願いします」と挨拶した。また猿飛佐助役の椎名鯛造、この公演で卒業となる。「世界観を楽しんでください」と挨拶。片倉小十郎役の井上正大は「斬新なことをやろうということで稽古してきました」と胸を張る。カンパニー一同の結束力は堅い。また、初めてこの作品のシリーズに出演するお市役のSKE48・高柳明音は「台本を読んでいる時、舞台でこんな作り方があるんだと衝撃を受けました」と語り、「舞台上では長政さまを愛します!また、観客のみなさまにこの舞台を愛していただけるように頑張ります」と挨拶。

演出のヨリコ・ジュンは「ディスカッションを重ねてつくってきました」と語り、「一緒に戦ってくれる仲間がいる、そういう内容にしたいと」とコメント、熱い物語が期待出来そう。またカプコンの小林裕幸は「前作の終わりぐらいからこの話をしてきました。素晴らしい内容になっています……また、いろんな企みもしています!」とコメント、次回も、そして来年は初演から10年のアニバーサリーイヤー、斬劇『戦国BASARA』、いろんなサプライズがありそうだ。

なお、マスコミ向けにほんのちょっとだけ、舞台公開。アクション、殺陣、共に迫力満点!であった。

 

【公演データ】
斬劇『戦国BASARA』第六天魔王

<東京公演>
日程:2018年3月2日(金)~ 3月11日(日)

会場: AiiA 2.5 Theater Tokyo

 

<大阪>

日程:2018年3月16日(金)~3月18日(日)

会場:森ノ宮ピロティホール

 

スタッフ:
原作: CAPCOM(「戦国BASARA」シリーズ)

構成・演出・映像: ヨリコ ジュン
企画・原作監修: 小林裕幸(CAPCOM)、山本真(CAPCOM)

シナリオ協力: 松野出

プロデューサー:

都田和志(エースクルー・エンタテインメント)

山浦哲也(エイベックス・エンタテインメント)

 

キャスト:

眞嶋秀斗、松村龍之介、中尾拳也、沖野晃司/椎名鯛造、井上正大、瀬戸祐介/ 汐崎アイル/斉藤秀翼、桜田航成/高柳明音、大湖せしる/伊藤裕一/唐橋充

※石田三成役の沖野晃司が、劇場での舞台稽古中に負傷。これにより、石田三成役は沖野晃司が演じるが、アクション部分は殺陣指導の泉紫太朗が入り共に演じる。

 

<公演DVD、早くも発売決定!>

発売日:2018年7月末予定  価格:7000円(税込み)

スタッフ:
原作: CAPCOM(「戦国BASARA」シリーズ)

構成・演出・映像: ヨリコ ジュン
企画・原作監修: 小林裕幸(CAPCOM)、山本真(CAPCOM)

シナリオ協力: 松野出
プロデューサー: 都田和志(エースクルー・エンタテインメント) 山浦哲也(エイベックス・エンタテインメント)

東京主催: エイベックス・エンタテインメント、エースクルー・エンタテインメント、サンライズプロモーション東京

大阪主催: 斬劇『戦国BASARA』第六天魔王 大阪公演製作委員会

 

公式サイト:http://www.basara-st.com

 

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文:Hiromi Koh