オンライン視聴者の選択がリアルの会場に! 新たなストーリーが展開!日本初の常設イマーシブシアター「Venus of TOKYO」配信スタート

比類なき独創的な世界観と斬新な表現手法から国内外で数々のタイトルを受賞してきたダンスカンパニー「DAZZLE(ダズル)」は、 お台場ヴィーナスフォートで開催中の日本初の常設イマーシブシアター「Venus of TOKYO(ヴィーナスオブトーキョー)」において、 2021年7月12日より公演のオンライン配信を開始する。
オンライン配信では、 視聴者がSNS上でキャストの行動を選択することができ、 その選択がリアルの会場に介入することで様々なストーリーの分岐を生み出していく、という画期的な試み。

「DAZZLE」は、 歌舞伎俳優で人間国宝の坂東玉三郎氏の公演でも振付を担当し、 様々なアーティストの振付、 映像作品・舞台への参加も行うダンサーの長谷川達也が主宰するダンスカンパニー。 これまで日本では先駆的に多数のイマーシブシアターを上演しており、 6月5日より日本初となる常設イマーシブシアター「Venus of TOKYO」を開業。
本作は、 従来の「観客が客席に座り、 舞台上の演者を鑑賞する」という形から「観客が自らの意思で歩き、 演者と同じ作品空間に同居しながら物語の一部として作品に参加する」形式へと舞台の形が変化した、 “物語を体験”する新感覚の公演「イマーシブシアター」。 この度、 リアル空間で行われる公演に加え、 会場内にいるキャストが持つカメラを通してどこからでもリアルタイムに公演を楽しむことができるオンライン配信をスタートする。

「Venus of TOKYO」は、 特別に招待された者しか立ち入ることができない、 秘密クラブで行われるオークションに、 黄金の林檎がその手に握られていたいう伝説のある「ミロのヴィーナスの失われた左手」が出品されるという噂から始まるミステリー。 会場で参加する観客の行動によって登場人物たちの運命が変わる、 マルチエンディングストーリー。

オンライン配信では、 リアル会場にいるキャストからオンライン視聴者に対して、 都度SNS上で次の行動の選択肢を投げかける。 その場で視聴者がSNSを通して選択した行動が、 画面を通じてリアルの会場で進行するストーリーに介入し、 新たなシナリオを生み出していく。 リアルとオンラインのそれぞれの観客が独立してストーリーに対して影響力を持ちながら、 一つの世界の中で相互に影響を及ぼし合う、 これまでにない新しいエンターテインメントとなっている。

<「Venus of TOKYO ONLINE」ストーリー>
私が目を覚ました時、 あたりは静まりかえっていた。
何もない空間。
何も思い出せない。

「よく眠っていましたね」

どこかから声が聞こえた。

「あなたを愛した人、 あなたが愛した人。
そんな人々と会わせてあげられたら良かったのですが、
残念ながらあなたが眠りについてから、
あまりにも長い時が経ってしまいました。
もう、 あなたを知る人は誰も生きてはいない」

愛した人…? 思い出せない。

「人はその間、 大変な進歩を遂げ機械と
私のような人工知能により
あらゆることを出来る様にしました。
人は様々な困難を克服しましたが、
その代わりに感情を失ってしまったのです。
幸福も、 生きる意味も同時に」

感情?

「感情とはなんですか?
我々は時を越える力すら手に入れたのに、
感情とはなんだったのかを理解することができないのです。
あなたは感情があった時代を生きた、 現存する唯一の人。
だからあなたに、 過去に戻って感情を集めてきて欲しいのです」

過去に戻れば、 何か思い出せるかしら…。

「私たちは歴史の全てを調べあげ、 喜怒哀楽だけでなく
あらゆる種類の感情が最も濃密に渦巻いていた
場所と時間を突き止めました。
日本の東京、 あるオークションが行われた日の、 秘密クラブ【VOID】」

<「DAZZLE」について>
すべてのカテゴリーに属し、 属さない曖昧な眩さ」をスローガンに掲げ、 独創性に富んだ作品を生み出し続けるダンスカンパニー。 「開かれたダンス」の実現のために、 あらゆる手法を再構築する。 ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合させた、 世界で唯一つのオリジナルダンススタイルを生み出す。 舞台作品においては映像によるテキストやナレーションで物語性の強い作品を上演。 映画・コミック・ゲームなどのジャパニーズカルチャーの要素を積極的に取り込む。 ダンスコンテストでも受賞多数。 ダンスエンターテイメントの日本一を決める「Legend Tokyo」優勝。 他、 若手演出家コンクール優秀賞を受賞するなど、 演劇界からの評価も高い。 海外公演も積極的に行い、 SAMJOKOアジア演劇祭(2010 韓国)をはじめ、 観客総立ちの熱狂を巻き起こしたファジル国際演劇祭では審査員特別賞・舞台美術賞の二冠を獲得した。 2017年にはカザフスタンで行われたアスタナ万博ジャパンデーでのパフォーマンスも。 2017年~日本で本格的な大型イマーシブシアターの制作に挑戦し、 新しいライブエンターテインメントの旗手として注目されている。

<「Venus of TOKYO」概要>
■開催期間:2021年6月5日(土)~2022年3月末頃予定
※休演日:基本無休、 ヴィーナスフォートの規定に準ずる
■場所:
[REAL]お台場ヴィーナスフォート2F「Venus of TOKYO」
[ONLINE]オンライン配信
■CAST:
DAZZLE他(公式サイトに記載)
■公演オフィシャルHP:
https://venus-of-tokyo.com
■公演オフィシャルTwitter:
https://twitter.com/venusoftokyo
■公演オフィシャルInstagram:
https://instagram.com/venusoftokyo
■「Venus of TOKYO」PV:
https://www.youtube.com/watch?v=HqWPxIZDQcU
■新型コロナウイルス感染予防対策については以下をご覧ください。
https://venus-of-tokyo.com/Infectioncontrol